クレアールFP講座の評判は?2級・3級の料金と独学との違いを解説

FP試験の勉強法を独学か通信講座か診断する図 資格勉強法(全般)

クレアールFPの料金と教材を公式情報で確認する

ここで判断できるのは、金額に対して受け取るものが釣り合うかどうかです。
以下は2026年8月13日に公式サイトで確認した内容です。

3級・2級・セットの受講料

コース 受講料(税込) 給付制度
FP技能士3級合格コース 11,000円 対象の表記なし
FP技能士2級合格コース 35,200円(20%割引キャンペーン中) 一般教育訓練給付金制度の対象
FP技能士3級・2級セット合格コース 39,600円(20%割引キャンペーン中) 一般教育訓練給付金制度の対象
クレアールFPの3級・2級・3級2級セットの料金と給付対象を比較する図
2026年8月13日時点の受講料と給付対象です。申込み前に最新の価格と要件を確認してください。

※価格・キャンペーン・給付対象は2026年8月13日時点の公式表記です。
時期によって変わるため、申込み前に最新情報を確認してください。

読み方のポイントは、3級と2級の差額です。
3級だけなら11,000円で、独学でテキストと問題集をそろえる金額(数千円〜1万円台)と大きくは変わりません。
2級まで見据えるなら、単独で申し込むよりセットの方が差額は小さくなります。
料金の考え方そのものは、クレアールの料金・費用は高い?割引時期と安く受講する方法で整理しています。

教材は製本テキストとPDFの両方が付く

教材は製本テキスト(A5版)に加えてPDF版が用意され、問題集と総合テストが付きます。
総合テストには解説講義が付いていて、答え合わせだけで終わらない作りです。

A5版という判型は、通勤時に開くことを考えると扱いやすいサイズです。
紙で書き込みたい人と、移動中はPDFで読みたい人の両方に対応できる構成といえます。
ただし、紙の分量そのものは資料でしか分かりません。
教材の厚みが気になる場合は、そこを確認してください。

学習システムと質問のしやすさ

学習システムはマルチデバイスに対応し、音声ダウンロードと再生速度の変更(0.5〜2.0倍)が使えます。
質問はプロ講師への回数無制限と案内されています。
講師はFP講座を担当する藤崎仁氏です(2026年8月13日時点・公式サイト)。

質問無制限は、独学との差が出やすいところです。
独学だと、分からない論点を調べる時間そのものが学習時間を食います。
一方で、質問できる環境があっても使わないまま終える人もいるので、ここは自分の性格で判断してください。
スマホやWebでの学習が続くかどうかが不安な場合は、クレアールのWeb学習システムは使いやすい?で操作面を確認できます。

修了認定に「総合テスト6回提出」がある

この講座で独学と最も違うのが、修了認定の基準です。
総合テスト全6回分の答案を提出することが案内されています。

提出が要るということは、少なくとも「出す機会」が学習計画に入るということ。
独学で崩れやすいのは、締切がないまま「来週やろう」を繰り返す段階なので、この6回は仕組みとして効きます。
一方で、提出物があること自体を負担に感じるタイプなら、その負担は最後まで続くでしょう。
自分がどちらかは、これまでの通信教育の続き方を思い出すと見当がつきます。

合格率は公表されていない

比較サイトでは数字が並んでいることがありますが、公式ページで確認できる範囲では、クレアールFP講座の合格率は公表されていません。
公表されているのは受講生総合満足度93.3%と、100名以上の合格体験談です(2026年8月13日時点・公式サイト)。

ここは混同しやすいので、はっきり書いておきます。
満足度は「受けてどう感じたか」を示すもので、合格したかどうかの数字とは別物です。
講座選びで合格実績を判断材料にしたいなら、数字そのものより、体験談に書かれた学習量と進め方を読む方が現実的です。

クレアールFPの受講生総合満足度93.3パーセントは合格率ではないと示す図
公式掲載の93.3%は受講生総合満足度であり、FP試験の合格率ではありません。

教育訓練給付制度の対象コースがある

費用面でもう1つ確認しておきたいのが給付制度です。
一般教育訓練給付金制度の対象として案内されているのは、2級合格コースと3・2級セット合格コースです(2026年8月13日時点・公式サイト)。
3級単独のコースには、対象という表記が見当たりません。

金額に落とすと差が見えます。
一般教育訓練給付金の給付率は受講料の20%(上限10万円・下限4千円)です(クレアール公式の給付制度ページ・2026年8月12日確認・公式サイト)。
表示価格で単純計算すると、2級合格コース35,200円なら約7,040円が戻って実質28,160円前後、3・2級セット39,600円なら約7,920円が戻って実質31,680円前後という見当になります。
3級単独コースは対象の表記がないため、この計算は当てはまりません。

ただし、これは修了認定を満たしたうえで申請した場合の話です。
先ほどの「総合テスト6回・全答案60%以上」は、給付金を使う人にとっては単なる目安ではなく受給の条件になります。
給付を受けるには雇用保険の加入期間などの要件もあり、最終的な判断はハローワークの窓口です。
対象コースかどうかと、自分が受給要件を満たすかは別の話です。
制度の全体像は、クレアールで教育訓練給付金は使える?対象講座と確認手順にまとめています。

「講座を使った方が安く済む」ことがある

費用の話をもう一段だけ具体的にします。
独学の費用は、テキストと問題集で数千円から1万円台に収まります。
ここだけを見れば独学が安いのは確かです。

ただ、実際に発生する費用はそれだけとは限りません。
途中で止まって次の試験回へ持ち越すと、受検手数料をもう一度払うことになります(金額は試験実施団体の要綱で確認してください)。
年度が変わればテキストの買い直しも必要になり、独学の初期費用は1回では終わらなくなります。
1回で終わらせる前提の金額と、2回・3回と持ち越したときの合計は別物です。

クレアールFPの2級合格コースは35,200円(通常44,000円からの20%割引・2026年8月31日まで)、3・2級セットは39,600円です。
さらに、この2つは一般教育訓練給付金制度の対象として案内されています。
給付の要件を満たす人にとっては、表示価格がそのまま最終負担額になるわけではありません。
条件は人によって違うので、そこはハローワークで確認してください。

判断の順番としては、まず独学で1回分の試験を走り切れるかを見る。
過去に持ち越した経験が2回以上あるなら、講座の金額は「勉強を続けるための費用」として比べ直す価値があります。

この記事を書いた人
独学ガイド編集部

独学ガイド編集部は、実際に資格取得や学び直しを経験したメンバーが運営しています。農業、飲食業(14年)、食育の現場を経て、公共職業訓練を活用して専門学校に2年間通学。食育インストラクター2級も同じく公共職業訓練の枠組みで、半年間・受講料無料で取得しました。取得後は病院・学生食堂の調理を担う企業に就職し、現在は地方の食堂で調理を担当しています。今は沖縄の離島に住み、通信・eラーニングでの学び直しを実践中です。資格を「取ること」で終わらせず、実際に仕事や暮らしにどうつながったかを、自分たちの経験も交えて発信しています。
▶ 詳しい経歴と、実際に受けた公的支援の内訳は「運営者プロフィール」で公開しています。

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