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ITパスポートのカタカナ語は、1語ずつ丸暗記するより「似た言葉をセットで比較」「日本語で一度言い換える」「問題で使う」の3段階で覚える方が整理しやすくなります。
カタカナが苦手でも、用語同士の関係が見えると問題文を読みやすくなります。
ITパスポートの勉強を始めると、SaaS、IaaS、API、DX、RPAなど、見慣れないカタカナや略語が一気に増えます。
似た語を別々に暗記しようとすると、覚えた翌日に混ざることも珍しくありません。


- カタカナ語が覚えにくい理由を3つに分ける
- カタカナ語は日本語へ一度翻訳する
- 似た用語は「違い」を1行にする
- 略語は元の英語を全部暗記しなくてもいい
- 1日20語ではなく「5語×4回」に分ける
- 単語カードは「表:用語/裏:違い」にする
- 過去問で間違えた語だけを残す
- カタカナ語を3種類に分類する
- 問題文で意味を推測する練習も使う
- 参考書を読むだけで覚えられないとき
- 2026年の公式シラバスを確認する
- ITパスポートは現在CBT方式
- カタカナ語が苦手な人の1週間モデル
- よくある質問
- まとめ|カタカナ語は単語ではなく関係で覚える
- 覚える順番を「単語→テーマ→問題」にしない
- 「カタカナ語ノート」は1ページ4項目だけ
- ストラテジ系のカタカナは仕事の場面へ置き換える
- テクノロジ系は「どこで使うか」を見る
- マネジメント系は「誰が何を管理するか」で整理する
- 似た語を3列比較にする
- 覚えたつもりを見抜く30秒テスト
- 朝・昼・夜で復習方法を変える
- 1週間で覚えられない語は説明を変える
- カタカナ語が原因で問題文を読み切れない場合
- 「覚えなくていい語」を自分で作らない
- 用語学習と過去問学習をつなぐ記録例
- 受験直前3日で新しい用語集を作らない
- カタカナ語を覚える前の5分チェック
- 50語まとめて覚えるよりテーマを固定する
- 忘れることを前提に復習日を置く
- 本番で知らないカタカナ語が出たとき
- 最後のセルフチェック
- 今日やること
カタカナ語が覚えにくい理由を3つに分ける
意味のイメージがない
日本語なら言葉から意味を推測できますが、初めて見る英語由来の語は音だけが残りやすくなります。
最初に短い日本語へ置き換えると、記憶の足場を作れます。
似た言葉を別々に覚えている
SaaS・PaaS・IaaSのように同じテーマ内で似た語が並ぶ場合、単語カードを1枚ずつ作るだけでは違いが見えにくくなります。
同じ表に並べて「何を提供するか」を比較すると整理しやすくなります。
問題で使う前に暗記を完成させようとする
用語集を全部覚えてから過去問へ進むと、実際にどの形で問われるか分からないまま時間が過ぎます。
10語覚えたら数問解くなど、早めに問題へ移ります。

カタカナ語は日本語へ一度翻訳する
| 用語 | 最初の言い換え | 覚える軸 |
|---|---|---|
| SaaS | ソフトウェアをサービスとして使う | 利用者がアプリを使う |
| PaaS | 開発の土台を使う | 開発環境 |
| IaaS | サーバーなど基盤を使う | インフラ |
| RPA | 定型作業を自動化する | 業務自動化 |
この言い換えは正式定義の代わりではありません。
問題文へ入るための短い足場として使い、最終的には参考書やIPAのシラバスで正確な意味を確認します。

似た用語は「違い」を1行にする
用語を覚えるときは定義を長く書くより、混同する相手との差を1行にします。
たとえば「SaaSは完成したソフトを利用、PaaSは開発環境を利用」のように差を残します。
試験の選択肢は似た用語を並べて判断させることがあるため、単独の意味だけでなく区別できることが重要です。

略語は元の英語を全部暗記しなくてもいい
略語の正式名称を知ると意味が分かりやすくなる場合がありますが、英語のつづりを覚えること自体が目的になると負担が増えます。
試験で必要な意味と使われる場面を優先します。
たとえばAPIなら、単語の展開を暗唱するより「異なるソフトウェア同士が機能やデータをやり取りするための仕組み」という役割を説明できる方が問題対応につながります。

1日20語ではなく「5語×4回」に分ける
カタカナ語は一度に大量に見ても残りにくいため、朝5語、昼5語、夕方5語、夜5語のように分けます。
同じ20語でも接触回数を増やすと復習のきっかけが増えます。
翌日は前日の20語を全部やり直す必要はありません。
思い出せなかった語だけ残します。
単語カードは「表:用語/裏:違い」にする
裏面へ長い定義を書くと読むだけになりやすいため、「何と何が違うか」「何のために使うか」を短く書きます。
1枚10秒程度で確認できる量にします。
似た用語は同じ色や同じグループへまとめると、関係を思い出しやすくなります。

過去問で間違えた語だけを残す
テキストに出てくる全カタカナ語を暗記帳へ移す必要はありません。
問題で間違えた語、迷った語、初見だった語だけを追加します。
自分専用の弱点語集になるため、試験直前の復習量も自然に絞られます。

カタカナ語を3種類に分類する
- 技術・仕組みを表す語
- 経営・業務を表す語
- セキュリティ・リスクを表す語
分類しておくと、全く別の単語の集まりに見えにくくなります。
同じテーマで一緒に出てくる語を関連付けて覚えられます。
問題文で意味を推測する練習も使う
知らない語が1つ出ても、前後の文章や他の選択肢から判断できる場合があります。
すぐ答えを見る前に「この文脈なら何の話か」を10秒考えます。
本番では完全に知らない語が出る可能性もあるため、知識だけでなく消去法や文脈判断も練習しておくと対応しやすくなります。
参考書を読むだけで覚えられないとき
ページを眺めて覚えようとしている場合は、問題演習へ比重を移します。
カタカナ語は「見た回数」より「思い出そうとした回数」を増やす方が弱点を見つけやすくなります。
参考書選びに迷う場合は、ITパスポート参考書の選び方で、読みやすさと問題への戻りやすさを確認できます。
2026年の公式シラバスを確認する
IPAはITパスポート試験のシラバスVer.6.5を2026年1月に掲載しています。
2027年度から開始予定の新試験制度についてもシラバス案が公開されています。
古い用語集や中古教材を使う場合は、学習対象が現在のシラバスと合っているかを確認してください。
公式サイト:IPA 試験要綱・シラバス
ITパスポートは現在CBT方式
2026年8月時点のIPA案内では、ITパスポートは年間を通じたCBT方式で実施され、受験者が日時と会場を選択します。
システムリプレースに伴い2026年12月28日以降の休止予定も案内されています。
受験日を決めるときは教材の日付より公式案内を優先してください。
IPA ITパスポート試験
カタカナ語が苦手な人の1週間モデル
月曜は20語を3〜4グループに分け、火曜から木曜は問題を解きながら迷った語だけ残します。
金曜に似た用語を表で比較し、土日に時間を測って問題を解きます。
日曜の時点で思い出せる語は弱点帳から外します。
毎週「覚える語を増やす」のではなく「残る語を減らす」運用にします。
用語の違いを自分で整理しづらい人は、説明の見え方を比べる
まず市販の参考書で十分です。図解や言い換えが多い本を見たい人は最新版を確認し、それでも用語で止まるなら講義形式が合うか無料資料で比べる順番にすると無駄がありません。
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よくある質問
英語が苦手でも大丈夫?
英語の得意不得意だけで決まる試験ではありません。
正式名称より日本語で役割を説明できる状態を先に作れます。
用語集を1冊買うべき?
必須ではありません。
参考書と問題演習で迷った語だけ記録する方法でも進められます。
全部のカタカナ語を覚えないと合格できない?
すべてを完全暗記してから受ける必要はありません。
シラバスの範囲を学び、頻出論点を問題で使える状態にすることを優先します。
まとめ|カタカナ語は単語ではなく関係で覚える
ITパスポートのカタカナ語は、意味を日本語へ置き換え、似た語との差を1行にし、問題で使う流れにすると整理しやすくなります。
全用語を覚えることより、迷う語が毎週減っているかを確認してください。
今日からは、間違えた5語だけを選び「何と違うか」を書くところから始めれば十分です。
覚える順番を「単語→テーマ→問題」にしない
最初に単語帳を完成させ、その後テーマを理解し、最後に問題へ進む方法は時間がかかります。
おすすめは、テーマを1つ選び、その中に出てくる用語を数個だけ確認し、すぐ問題へ移る流れです。
たとえばクラウドの章なら、サービス形態に関係する用語をまとめて見ます。
問題で混同した語だけを残せば、覚える対象を自分の弱点へ絞れます。
「カタカナ語ノート」は1ページ4項目だけ
- 用語
- 短い日本語
- 似た用語との違い
- 問題でどう聞かれたか
長い説明を書き写す必要はありません。
問題を解くたびに4項目を埋めると、単なる用語集ではなく自分が迷った理由の記録になります。
ストラテジ系のカタカナは仕事の場面へ置き換える
経営・マーケティング・業務改善に関する用語は、会社や店の具体的な場面へ置き換えると理解しやすくなります。
「売上を増やすための考え方」「業務を効率化する仕組み」「顧客情報を管理する方法」のように、まず役割で分類します。
正式名称を覚える前に、その言葉が会社の何を変えるために使われるのかを考えます。
テクノロジ系は「どこで使うか」を見る
ネットワーク、データベース、クラウド、セキュリティなどは、言葉だけだと似て見えます。
パソコンの中、ネットワーク上、サーバー側、利用者側など、どこで機能する仕組みかを意識します。
場所と役割をセットにすると、似たカタカナ語を分けやすくなります。
マネジメント系は「誰が何を管理するか」で整理する
プロジェクトやサービス運用に関する用語は、誰が何を管理するための考え方かを確認します。
工程、品質、リスク、サービス、変更など、管理対象を先に見ると用語の意味を推測しやすくなります。
似た語を3列比較にする
2語だけでなく3語以上が混ざる場合は「対象・目的・具体例」の3列で表を作ります。
用語の定義を長く並べるより、差が出る項目だけを比較します。
試験直前はこの比較表だけ見ればよく、参考書を最初から読み返す必要がありません。
覚えたつもりを見抜く30秒テスト
用語を見て意味が分かるだけでは、選択肢で迷うことがあります。
30秒で「何のために使うか」「何と混同しやすいか」を声に出して説明します。
説明できなければ、まだ見覚えがあるだけの状態です。
その語だけ問題へ戻し、実際の文脈で確認します。
朝・昼・夜で復習方法を変える
朝は新しい5語、昼は昨日の誤答5語、夜は問題演習というように役割を分けると、同じ単語帳を眺め続けるより変化が付きます。
特に夜は「覚える時間」より「使えるか確認する時間」にします。
1週間で覚えられない語は説明を変える
同じ説明を7日読んでも残らない語は、自分の理解に合わない説明を使っている可能性があります。
別の図解、別の日本語、具体例など、入口を変えます。
覚える努力を増やす前に、説明の形を変えることも学習方法の一つです。
カタカナ語が原因で問題文を読み切れない場合
1問の中に知らない語が複数あると、途中で読むのを諦めたくなります。
そのときは知らない語へ印を付けたまま、分かる部分だけで何を聞いている問題かを確認します。
答え合わせ後に印を付けた語だけ調べます。
問題全体を最初から訳し直すより、必要な語を絞れます。
「覚えなくていい語」を自分で作らない
検索すると「この用語は出ない」「これは捨ててよい」という個人の意見も見つかります。
試験範囲の判断はIPAのシラバスを基準にしてください。
自分の得意不得意で優先順位を付けることはできますが、根拠なく範囲外と決めるのは避けます。
用語学習と過去問学習をつなぐ記録例
| 日付 | 用語 | 迷った理由 | 次回確認 |
|---|---|---|---|
| 月 | 用語A | 似た語Bと混同 | 比較表 |
| 火 | 用語C | 役割が不明 | 具体例 |
| 水 | 用語D | 略語だけ記憶 | 日本語化 |
実際の記録では、自分が間違えた語だけ入れます。
1週間後に同じ理由の誤答が減っているかを見ます。

受験直前3日で新しい用語集を作らない
直前期に新しい教材を開くと、知らない語が増えて不安が大きくなる場合があります。
最後の3日は、これまで間違えた語・比較表・問題で迷った語を中心に復習します。
学習範囲の最終確認だけは、最新の公式シラバスへ戻ります。
カタカナ語を覚える前の5分チェック
- この語はどの分野の言葉か
- 何のために使うか
- 似た語は何か
- 問題でどう聞かれたか
- 日本語で10秒説明できるか
5つのうち3つ以上答えられれば、単語だけを丸暗記している状態から一歩進んでいます。
答えられない項目だけ参考書やシラバスへ戻ります。
50語まとめて覚えるよりテーマを固定する
今日はクラウド、明日はセキュリティ、次は経営戦略というようにテーマを固定すると、関連語を同じ文脈で見られます。
ランダムな50語を一度に見るより、意味のつながりを作りやすくなります。
問題演習も同じテーマへ寄せ、最後に混合問題で区別できるか確認します。
忘れることを前提に復習日を置く
一度覚えた語を忘れたからといって学習が失敗したわけではありません。
翌日、3日後、1週間後のように短い確認日を置きます。
毎回すべてを復習せず、思い出せなかった語だけ残すと、復習量は徐々に減ります。
本番で知らないカタカナ語が出たとき
知らない語が出ても、その1語だけで問題全体を諦めません。
設問が求めるもの、他の選択肢、知っている用語との関係から消去できるかを確認します。
試験対策では、すべてを知っている状態より、知らない語があっても判断できる練習も必要です。
最後のセルフチェック
今日覚えた5語を画面や本を閉じた状態で説明してください。
意味・用途・似た語との差まで言えた語は一旦卒業です。
言えなかった語だけ明日のリストへ残します。
カタカナ語学習は「増やす作業」から「残っている弱点を減らす作業」へ変えると続けやすくなります。

今日やること
参考書や問題集から、今日迷ったカタカナ語を5つだけ選んでください。
それぞれに「短い日本語」「似た語」「何のために使うか」を1行ずつ書きます。
明日、何も見ずに5語を説明できたらその語は一旦外し、説明できなかった語だけ残します。
この繰り返しで、覚える量を増やすのではなく弱点を減らしていきます。


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