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「簿記2級の合格率が15.1%なら、85%くらいの確率で落ちるのでは?」
この読み方はできません。
2026年6月14日の第173回・日商簿記2級統一試験の合格率は15.1%でした。
一方、2026年4月〜6月のネット試験は31.9%です。
数字だけを見ると、ネット試験のほうがずっと簡単に見えます。
しかし、日本商工会議所は統一試験・団体試験・ネット試験について、出題範囲や問題の難易度は同じと案内しています。
つまり、合格率から「あなたが受かる確率」を計算することはできません。
受験者全体の結果をあとから集計した数字です。
✅ この記事で分かること
- 📌 簿記2級の最新の合格率
- 📌 統一試験15.1%とネット試験31.9%をどう読むか
- 📌 合格率だけでネット試験を選ばないほうがよい理由
- 📌 合格率を見たあと、自分が確認するべき3つのこと
先に結論
最新の公式値は、統一試験15.1%・ネット試験31.9%です。
受験方式は、90分で70%以上を取れる準備ができているか、受けたい日程、PC入力への慣れの3点で決めるほうが筋が通ります。



簿記2級の合格率はどれくらい?最新の公式データ
まず、数字そのものを日本商工会議所の受験者データで確認します。
第173回の統一試験は15.1%
2026年6月14日に行われた第173回の2級統一試験は、実受験者4,821名、合格者728名、合格率15.1%でした。
直前の第172回も15.1%です。
第171回は23.6%、第170回は22.2%、第169回は20.9%でした。
ここから分かるのは、統一試験の合格率は回によって動くということです。
15.1%という1回分だけを見て、簿記2級全体の難しさを固定するのは早すぎます。
ネット試験は2026年4〜6月で31.9%
ネット試験の2026年4月〜6月は、受験者33,659名、合格者10,749名、合格率31.9%でした。
2025年4月〜2026年3月の1年間では32.9%です。
2024年4月〜2025年3月は35.7%、2023年4月〜2024年3月は35.2%でした。
ここだけ見ると「ネット試験のほうが簡単」と思いやすい。
ただし、その結論は公式情報とは一致しません。
合格基準は70%以上、試験時間は90分
2級の試験科目は商業簿記と工業簿記(原価計算を含む)です。
試験時間は90分、合格基準は70%以上です。
この70%という基準は、合格率15.1%よりも、あなた自身の準備を判断するときに直接使えます。
たとえば模擬問題で55点なら、「全国の15.1%に入れるか」を考えるより、あと15点をどの論点で取りに行くかを考えたほうが具体的です。
統一試験とネット試験は「難易度が同じ」と公式が案内
日本商工会議所は、統一試験・団体試験・ネット試験の3方式について、出題範囲や問題の難易度は同じと案内しています。
それでも合格率には差があります。
ここで分けて考える必要があるのは、問題の難易度と受験者全体の結果です。
合格率は、誰が・いつ・どの程度準備して受験したかを含む集計結果です。
同じ難易度の試験でも、受験者集団や受験時期が違えば、集計された合格率が同じになるとは限りません。
日本商工会議所「簿記 受験者データ」では、最新値を自分で確認できます。
合格率だけで「簿記2級は無理」と決めない
15.1%という数字は低く見えます。
不安になるのは自然です。
ただし、全国の受験者4,821名の中には、学習期間も得意分野も受験理由も異なる人が混ざっています。
その集計値から、あなた個人の合格確率を計算することはできません。
簿記2級の全体像から確認したい場合は、簿記2級とは?すごいのか意味ないのか、公式の数字で確かめるで、科目・試験・資格の役割をまとめています。




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